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伊吹文明先生 [web]

2017年 8月14日 9:20
 15日は旧盆です。この前後の2週間ほど議員会館は閑散となります。議院内閣制の下で内閣の一員となった、大臣、副大臣、政務官は各々の公務があり、特に新任の人達は、職務内容や所作(受け答え、態度等々)の勉強に大変(であってほしい)ですが、その他の議員は選挙区に戻るのが普通です。実はこの期間が次の選挙の鍵を握っています。日本人の生き方や心根に大きな影響を与えてきた仏教にかかわる諸行事が、まだまだ地域社会に根強く残っているからです。
 大切な友人、知人や後援会でお世話になった方の初盆にお参りをし、御線香をあげ、ご家族と故人を偲ぶ。仏教行事が世俗化し、地域社会に残っている(都会では小学校区単位、地方では村落単位)盆踊り、夏祭りに参加し、地域の人達と交流する。都会に出ていた家族を迎え、一家団欒の場に招かれる等々。多くの有権者との交流の機会が目白押しです。「魔の2年生」等々と揶揄される当選2回の皆さんは、自民党に追い風の吹いた2回の選挙でしたから、来るべき試練に備えねばなりません。黒塗りの車ではなく秘書と一緒に軽に乗り、タクシーや公共交通機関を利用すると、世間の風を実感できますし、厳しい世情にも触れるのではないでしょうか。「ちょっと休みたい」、「友人にゴルフに誘われた」等の自分の弱さでこの機会を失うと、これまでの当選は水の泡です。結果的に支持者を裏切ることになります。議員の仕事は我慢、我慢の連続で、それを我慢できるかどうかは、使命感と誇りで、自分に打ち勝てるかどうかでしょう。
 私も公式行事以外は、11日から1週間ほど地元で過ごす予定です。母方を含め祖先の墓参り、両親と住み暮らした家に戻り、畑の作物で自炊を楽しみ、英気を養いたいと思います。何冊か本を読む楽しみも待っています。ローマ皇帝マルクス・アウレリウスの「自省録」の読み返し、島薗進先生の「国家神道と日本人」等々。疲れた時は池波正太郎さんの「剣客商売」。毎朝すこしずつ読み返すのは、大岡信さんの「折々のうた」。読書は常識の母でもあります。

 21日のフェイスブックはお休みとさせて頂きます。
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タグ:仕事 選挙 WEB
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