(仮)TOKYO自民党政経塾 一般・専門合同講座 [政経塾]
明けましておめでとう御座いますm(__)m
首相公選制について~
新年早々塾長代行先生の予(かね)てよりの御持論が今日、展開された。先生はこの問題の第一人者。森内閣<2000>時より精力的に活動。小泉政権下「首相公選を考える懇談会」座長に(当時)東大総長佐々木毅氏を迎え中曾根総理・小泉総理らと永年取り組んで来られた。
レジュメ「首相選出に関わる7つの新ルール」
1.首相は、各政党の掲げるマニフェストに基づく衆議院選挙の結果、特別国会における議決によってのみ選出される。
2.総選挙前に、各党が党総裁・代表を、民意に基づく十分な予備選挙を経て、首相候補者として選出する。
3.党総裁・代表の任期を衆議院の4年の任期に合わせる。
4.首相就任後は、任期途中で解散しないことを原則とするが、首相が辞任した時は、即解散をし民意を問う。
5.マニフェストは、衆議院選挙のマニフェストを国家の基調方針とする。
6.参議院選挙においては、衆議院選挙を経たマニフェストの結果を検証する場とする。
7.首相に不測の事態が発生時は、副首相が暫定的に首相になり、60日以内に総選挙を行う。
(仮)…、…。
(仮)…、ダイレクトに官邸に通じない、歯痒い、不甲斐ないは特段野田内閣に始まった事ではない。
私は性急な首相公選制導入には反対します。
1つは、講義でも触れられた立憲君主と首相との関係。(仮)…、…。
私は誓って言論テロには強靭でない(狂人の?)身を賭してでも加担・与しない立場との自らの立ち位置を此処に鮮明に表明する者ではあるが、強(あなが)ち先生曰く「右翼が、国家を蔑ろにし、御上を愚弄する、こういう輩には天誅を加える(笑)」と脅すのは(←脅す位なら、その前に●(あや)め●筈が現行不一致程度のノンポリ意気地(いくじ)無し)、的も外していないのではないのかとも考察する。
(仮)1つは、近代以降の議会制の歴史。
(仮)1つは、政権公約。
1つは、総理の解散権に制約を付すこと。"前述の通り"、解散権行使は後任選出・総選挙→総辞職とセット、とのこと。首班指名後は、首相と党内抵抗勢力との関係を思い起こすと…。総理の権限など、閣僚任免権と衆議院解散権の外に1つ位しか思い浮かばないのだが…。統治機構を国家主権を一手に手中に収める絶大な権力者or閣議の迷司会役? 組閣後は唯一解散権をちらつかせながら政局をリードしようと企む訳で…。郵政民営化や脱原発然り、消費増税・TPP然り。
この問題は少なくとも、女系に途を開く皇室典範改正と並んで、神聖なる国家の根幹部分や根本原理の変更には、十二分に国民的議論の成熟を踏まえ、慎重にも慎重を重ね、畏怖・躊躇を多分に擁した上で、必要最小限度での改変に止めるべしと考えます。
何故この時期に立憲君主と首相と下院と国民との関係に改変を加える必要があるのか?
以上の理由から取り敢えず現段階に於いて性急な導入、私は首相公選制には断固反対します!
何故この時期に? 羽毛田長官はウィッグ? 在野の左翼勢力脱原発デモ総結集に勢い余って?→そう言えば…
→昨年10月の「朝生!」のテーマが首相公選
→わたくし昨年11月の政経塾一般リーダーコースにて合間の休憩時間に小田先生に拝謁に上がり、先月の朝生!でジャーナリストの上杉隆氏が「小田全宏さんが、首相公選」と発言と報告
→先生に「先月、朝生!御出演おめでとう御座います」旨御挨拶申し上げた事をすっかり失念致しておりましたm(__)m
注:E.BurkeはWhig所属。F.A.HayekはWhig支持。
注:本稿はケンポーchp.1§7-3ほかも十二分に参照の事。
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