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読み物 [読み物]

p.135
暴君の議論は力が恐ろしいだけにまた唾棄すべきものです。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.28
王も、彼自身としては退位できましょうが、王政として退位するなど不可能です。
タグ:思想 読み物
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読み物 [読み物]

p.70
我が王政は、王国古来のすべての法、すべての法廷、すべての法人と共に無に帰せられるべきなのか。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.60
社会の中で自分が属している小さな一割に愛着を持つこと、その小さな一隊を愛することは、公的愛情の第一の動機(言うなれば萌芽)です。それこそ、我々を導いて、祖国愛からひいては人類愛へと進ませる長い連鎖の最初の輪なのです。
タグ:読み物 思想
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第9講 [読み物]

 あるこう高名な経済学者(私とは異なるご意見を多々おっしゃっている方ですが)が、ある雑誌で、「問題は格差ではなく貧困だ、格差解消ではなく貧困解消が大事なのだ」と書いていました。まったくおっしゃる通りだと思います。「相対的な格差はないけれども皆が貧乏だ」という、キューバやブータンのような状態になれというのは困難ですよ(残念ながらキューバでもブータンでもむしろこれから経済活性化に伴って格差が拡大してしまうのです)。そうではなくて、格差はあるかもしれないが、仮に底辺層であっても少なくとも普通に人間らしい生活が送れ、普通に子育てもできる(さらにこれは私の年来の持論ですが、子供世代に対しては親の収入にまったく無関係に機会均等が保証されている、逆に言えば親が金持ちでも子供はそれだけでは有利にはならない)ということが重要なのです。格差是正ではなくて、一定の絶対水準以下に落ち込んだ社会的弱者の、人間としての最低限ラインまでの救済こそが必要です。当然そこまで落ち込んでいない人との格差は残りますが、少なくとも「貧富の差に関係なく受けることのできる教育と平均寿命は違わない」というようなところが目指すべき水準になるのではないかと思っています。

『デフレの正体』p.220~221より
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現在「一〇〇年に一度の不況」のせいにされている現象 [読み物]

の多くが、実は景気循環とは関係ないところで、このような住民の加齢によって起きているものなのです。「一〇〇年に一度」どころの騒ぎではない、今起きているのは日本始まって以来の、「二千年に一度」の生産年齢人口減少なのですから。

第5講
『デフレの正体』p.111より
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ケインズ『貨幣改革論』(一九二三) [読み物]

(中略)
 『貨幣改革論』序文に掲げられたこの文章には、ケインズが二〇年代に追究した課題が要約されている。貯蓄は家計が行い、生産は危険を冒して企業が受け持つ。しかし投機家や金利生活者が暴利を貪っている。こうした市場の不安定性や不公正は、通貨が不安定であることに由来する。ではそれは、どうしたら回避できるのか。
 ケインズは同書で、それを考察するための三つに論点を扱っている。
 第一は、貨幣価値が社会に対してどのような影響を持つかである。貨幣価値の変動は、階級間で富を実質的に移転する効果を持つ。それを分析するため、ケインズはまず、階級として投資家階級・企業家階級・労働者階級という三つに注目する。ケインズにはそれぞれの時代を制度の特徴によってとらえようという視点あるが、二〇世紀に入って「所有と経営の分離」が進んでからというもの、投資家は経営者=企業家とは別の存在として、大きな影響力を有する集団となっていた。しかし金融投資を行い金利生活を送る彼らは貨幣によって収入を得るため、インフレーションによって損失を被りがちだと言う。
 対照的に負債を抱える企業家は、金利が名目的に固定されているためインフレによって実質的に負債が減額する。利益を得るために財やサービスを購入し商品を売却しているが、それら価格はインフレに比例して上がり、インフレで総じて得をする。逆の理由からデフレーションは、投資家には得、企業家には損失を与える。
 労働者は、どちらとも言えない。賃上げは物価上昇を見てから後に遅れて要求されるため、インフレは実質賃金を引き下げ労働者は損をする。しかしデフレ期には失業が蔓延するため痛手をこうむる。双方を勘案しなければならない。
 以上から、どの階級にとっても貨幣価値の安定はマイナスにはならない。インフレとデフレは誰かの損や得になるが、そもそもそうした利害を考えずに経済活動に集中するのが最も生産的である。そのためには、貨幣価値の安定が求められる。というのがここでのケインズの結論であった。

p.59, p.60 l 8~p.61 l14
松原隆一郎『ケインズとハイエク 貨幣と市場への問い』講談社現代新書2011
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ロラン・バルト『表徴の帝国』 [読み物]

「いかにもこの都市は中心をもっている。だが、その中心は空虚である》という逆説を示してくれる。禁域であって、しかも同時にどうでもいい場所、緑におおわれ、お濠に防ぎょされていて、文字通り誰からも見られることのない」

タグ:読み物 歴史

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読み物 [読み物]

p.139
著述家というものは自分を目立たせたがる人種であって、革新を喜ばないことは滅多にありません。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.26
「神のみもと、我が国の統一と平和と安寧は王位継承の確実性」の維持に「すべて懸っている。」
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.43
革新好みの精神は、一般的には利己的性格や視野の偏狭さの結果です。祖先を捨てて些かも顧みない人々は、子孫に思いを致すこともしないものです。それだけではありません。相続という観念は、確実な保守の原理、確実な伝達の原理を涵養し、しかも改善の原理をまったく排除しないということを、イングランドの民衆は熟知しています。それは獲得を自由に行わせますが、得たものは保証してくれます。
タグ:思想 読み物
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読み物 [読み物]

p.46
すべての変革を妥協の問題とさせ、そこに自ずと節度が生まれます。それは中庸をもたらし、過酷で粗野な歯止めの無い革新の甚しい害悪を防止します。少数者の手中にあると多数者のそれにあるとを問わず、恣意的権力を向う見ずに行使することもまた永久に不可能となります。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.42
これまで我々の行ってきたすべての改革は、昔日に照らすという原理の上に立っています。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.72
我が代表制はおよそ民衆の代表というものがそのために求められ、また工夫されたすべての目的に対して完璧に適合的であることが明らかになっている
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.13
だから私は、フランスの新しい自由が、統治、公的な力、軍隊の規律と服従、効果的で旨く配分された歳入の徴収、道徳と宗教、財産の安定性、平和と秩序、国家的社会的習俗等とどのように結合されて来たかについて知らされるまでは、その自由に対する私の祝意の表明を差し控えなければなりません。これらもまたすべて(それぞれの有りようで)よきものなのです。実際これらが無ければ、たとえ自由が生き永らえている間でも、その自由は有益ではないでしょうし、そもそも永続しないでしょう。
タグ:読み物 思想
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読み物 [読み物]

p.14
隣家が火事の時に我が家にも若干放水するのは、消防にとっては間違いでも何でもありません。安全さに倚り懸り過ぎて身の破滅を招くよりは、不安におろおろし過ぎて軽蔑される方がまだましです。
タグ:読み物 思想
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新シリーズ [読み物]

p.12
私は、人間らしい、道徳的な、規律ある自由を愛することにかけては、その協会の紳士諸君の誰一人にも遅れを取らないと自負している者です。私は自分の公的行動の歩み全体の中で、そうした自由の大義に対する私の愛着を充分に証拠立てて来たとは言えないでしょうか。私は、彼ら同様、如何なる他国民の自由をも羨望していない積りです。
タグ:読み物 思想
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新シリーズ 予告 [読み物]

尤も、聖なる一司教様は、没収教会財産を購入しようとしている「開化啓蒙された」高利貸しから農業は多大の恩恵を得るであろう、とお考えのようです。しかし、立派でもなくただ年老いた百姓たるに過ぎないこの私奴は、畏れながら先の殿様に向ってこう申し上げたいところです。――高利貸しは農業の師では御座いません。また、貴方がたの新学派が何時もなさっているように、最新の辞書に従って「開化啓蒙」という言葉を解釈するにしても、だからといって、ある男が、神を信じないということによって、どうして大地の耕し方がほんの少しでも熟達したり元気よくなったりするのか、私にはとんと考えも及ばぬことで御座います――。

エドマンド・バーク『フランス革命の省察』ドズリー書店1790
半沢孝麿『フランス革命の省察』みすず書房1978
242頁
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